協会概要

日本銭湯文化協会の設立にあたり

日本人は世界に冠たる入浴文化を持つ民族だといわれています。入浴文化の一つに、みんなで一緒に入浴するという風習があります。この共同入浴の起源は、奈良時代の光明皇后による立願施浴まで遡ることができます。江戸時代には「銭湯」と呼ばれるようになり、庶民の憩いの場、情報交換の場として親しまれました。

現在、入浴は家庭単位、個人単位で行われるのが日常的になりましたが、それでも日本人は温泉入浴などで非日常的な共同入浴を楽しむことを強く求めます。これは、入浴が日本人の生活シーンの中でひときわ大切な時間と認識されていること、さらに入浴をとおして人々が触れ合うことの大切さを遺伝子として持ち続けているからにほかなりません。

こうした日本の入浴文化と、それを支えてきた銭湯を積極的に後世に語り伝えていくことは現代人の使命ですが、銭湯は今、時代の変化の中で一見その価値が見失われようとしています。しかし、特に人間関係が希薄になるといわれる都会においては、地域社会の交流やモラルを守る基盤として銭湯を見直す知性が復活しつつあります。

日本銭湯文化協会は、日本人ひとりひとりが「入浴」をとおして自分自身と家族、地域、社会、国家を見つめなおす機会を作り出すために「銭湯検定」を行うことになりました。この意図が皆様に理解されて、共同入浴の意義が見直され、忘れかけた街角の共同入浴施設に再び光が当たり、意義のある活用がなされることを期待しております。

■組織名
一般社団法人 日本銭湯文化協会
■住所
〒101-0031東京都千代田区東神田1丁目10番2号 東浴ビル内

協会定款

会員規定

情報公開規定

協会理事

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高橋 元彰

会長

1938年金沢市生まれ。中央大学法学部卒業後、会計検査院を経て東京都港区で公衆浴場「萬歳湯」を経営。(社)日本PTA全国協議会専務理事、民事調停委員、監査委員などを歴任。あわせて、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合および全国公衆浴場業生活衛生同業組合理事長職を勤め、健康増進、地域コミュニティーの活性化の推進を図る。両理事長職退任後、日本銭湯文化協会の啓発、伝承を目的に(社)日本銭湯文化協会を設立し、会長職に就任。

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石田 眞

副会長

東京都浴場組合および全国浴場組合の理事長。栄湯(新宿区)の経営者。

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佐伯 雅斗

常務理事

東京都浴場組合および全国浴場組合の副理事長。立川湯屋敷 “梅の湯”(立川市)の経営者。

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伊東正博

常務理事

東京都浴場組合および全国浴場組合の常務理事長。中延温泉 松の湯(品川区)の経営者。

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米山 勇

理事

1965年、東京生まれ。建築史家。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院博士後期課程修了。現在、東京都江戸東京博物館助教授。工学博士。著書に『東京の近代建築』(共著、地人書館)、『東京?建築・都市伝説』(監修、TOTO出版)、『建築MAP横浜・鎌倉』(共著、TOTO出版)、『痛快!ケンチク雑学王』(共著、彰国社)などがある。

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町田 忍

理事

1950年、東京生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒業。警視庁警察官を経て、現在、庶民文化研究所所長。全国各地の銭湯をめぐり庶民の記録として写真に収める。銭湯を学問的に調査・研究する「銭湯学」の提唱者であり、第一人者でもある。著書に『ザ・東京銭湯』(戎光祥出版)、『銭湯遺産』(戎光祥出版)、『銭湯の謎』(扶桑社)、『SENTO 廿世紀銭湯写真集』(DANぼ)などがある。

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岸本 葉子

理事

エッセイスト。1961年、神奈川県生まれ。東京大学卒業後、会社勤め、中国北京留学を経て、文筆活動に入り、日常生活や旅を題材にしたエッセイ、本にまつわるエッセイを多数執筆している。銭湯初体験は学生時代。当時の思い出を東京都公衆浴場組合発行の「1010」第21号(平成9年8月発行)誌上で語る。主な著書に『週末ゆる散歩』(東京書籍)、『ゆる気持ちいい暮らし術』(河出書房新社)、『 からだのじてん」(中公文庫)など。

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早坂信哉

理事

1968年生まれ。宮城県出身。1993年、自治医科大学医学部卒業後、地域医療に従事。2002年、自治医科大学大学院医学研究科終了後、同大学医学部総合診療部、浜松医科大学医学部講師、同大学准教授、大東文化大学スポーツ・健康科学部教授を経て、現在、東京都市大学人間科学部教授、一般財団法人日本健康開発財団温泉医科学研究所所長。医学博士、温泉療法専門医。一般社団法人日本銭湯文化協会理事。

生活習慣としての入浴を医学的に研究する第一人者。そのユニークな研究が注目を集め、「やじうまテレビ!」「はなまるマーケット」「世界一受けたい授業」など、テレビ出演多数。著書『たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法』

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都留 康

理事

一橋大学名誉教授
1954年福岡県生まれ。一橋大学大学院博士課程修了(経済学博士)。85年助教授、95年教授、2018年特任教授。専門は「人事と組織の経済学」で、主著に『世界の工場から世界の開発拠点へ』(共著、東洋経済新報社、2012年)、『製品アーキテクチャと人材マネジメント』(単著,岩波書店、2018年)、第3回進化経済学会賞受賞)、『お酒の経済学』(単著、中公新書、2020年)など。
趣味は登山と銭湯通い。

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田村 保義

監事

準備中

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黒塚 憲之

監事

準備中

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